【長】野球ボール

「一輝の気持ちが分かるか?俺はそこまでの心意気を、無駄にする気はない!!」


監督はキッパリと言い切った。


「それから、こうも言ってたな。きっと余計な世話やき達がくるだろうけど、気にしないでくれって」


それって、つまり…あたし達のこと?


「そいつらは、心配していろいろ言ってくると思う。でもプレーでそんな心配吹き飛ばすから、無視しといてくれってな」


本当に一輝が言ったの…?


「おっと!!これは秘密だったっけな!!」


わざとらしく慌てる監督。




「……なーんだ。あの超マイペース男に読まれてたのかっ」


ソウソウが明るい声を出す。


「なんかムカつくー」


言葉とは対照的に、笑顔の励ちゃん。


「だったらそのプレー見せてもらおうじゃねぇの!!」


ソウソウの目からは炎が見える!!


少しでも一輝を信じなかった自分が恥ずかしい!!

これからは100%応援する!!