次の日、朝から一輝は精密検査へ行った。
もう退院していいと言われたあたしだけど、心配だから帰らずに終わるのを待ってた。
これから野球部はどうなるんだろう…。
いくら考えても出ない答えを、漠然とただ考えてた。
一輝はどうするんだろう…。
そんなとき、あたしを呼ぶ声がした。
「あれ?叶夏ちゃん?」
振り向いてみると、そこには昨日の先生がいた。
「まだ帰ってなかったんだ?あぁ…一輝くん今検査中か。昨日ちゃんと話せた?」
「はい…」
「どうだった?やっぱり落ち込んでた?」
「いえ、そういえば…いつもより明るいぐらいでした」
「……そっか。これから一輝くん大変だと思うけど、支えてあげるんだよ?」
「大変…?」
ケガのこと?



