【長】野球ボール

「一輝ー…」


いつもの待ち合わせ場所に行くと、丁度一輝もやってきた。


「あれ…今日早いじゃん」


驚いてる一輝が、ジッとあたしを見る。


「着替えは?」


そう。

あたしは結局着替えずに、ここまでやってきた。




「実はね、更衣室の電気点かなくて…お願い!!近くまできて!?」


「……叶夏…怖がりなのか?」


「だって夜の学校だよ!?」


「ぷ…似合わねぇ!!」


必死なあたしを見て笑う一輝。


一輝にはこの怖さなんて、どうせ伝わらないよっ。


「悪い、悪い!!分かったって。行けばいんだろ?」


でも、何だかんだ言って付いてきてくれる一輝は…やっぱり優しい♪