【長】野球ボール

「俺も大好き」


そう言う一輝の唇が一気に近付いて……

あたし達は家の前だなんて忘れて、キスを交わした。


優しいキスが、段々…深くなっていく……

真夜中の静かな時間に……

あたしと一輝の呼吸の音だけが響く。


すごく居心地のいい空間。


ドクン

ドクン




胸の音は、あたしが一輝を好きな証。


聞こえて欲しくないけど……

聞いて欲しい…。


そんな甘い甘い夜。


あたしは最高の誕生日を迎えることができた。


全部全部、一輝のお陰。