【長】野球ボール

「ビックリしたあ!!」


「ははっ。これ…一応プレゼント」


「え!?これのためにわざわざ!?」


あたしは小さなピンクの包みを受け取った。


「本当は学校で渡すつもりだったけど…何か…叶夏に会いたくなった。今日もずっと一緒にいたくせに、変なんだけどな」


「……ありがと」


うれしくて泣きそうになる。

あたしだって、夜は無性に会いたくなるんだよ?




「開けてもいい?」


「どーぞ…」


ん?


ガサガサと包みを探ると……

丸い感触があった。


「もしかして…?」


「はははっ」


あたしの大好きな顔で笑う一輝。


あたしまで顔が緩む。