【長】野球ボール

「そ、ソウソウ!?」


振り返ると、ソウソウが近付いてきてた。


「今の言葉だけ、偶然聞こえた」


「爽…本気なの?」


励ちゃんも心配そうな目を向ける。




「俺は本気。ずっと一輝とキョンキョンの様子見てたし、うまくいって欲しいって確かに思ってた」


一拍置いて、話を続けるソウソウ。


「でも気付いた。俺、いつの間にかキョンキョン好きになってた。一途に想ってるとことか、マネージャーがんばってるとことか…全部好き」


ソウソウと目が合った瞬間、あたしは真っ赤になってしまった。


こんな真っ直ぐな言葉…言われたことなんてない。


恥ずかしいのに、目が離せない…。