【長】野球ボール

そのせいで補習中は、一輝に全く近付けなかった。

休憩時間にも、真相を問い詰める女の子で溢れてたし…。


「どうせ噂だって」


「心配することないよ」


ソウソウと励ちゃんの声も頭に入ってこない。


涙で前が見えない…。


でも流したりはしない。


一輝に聞くまで信じない。




ただの噂にまで、心を掻き乱される。


辛い…。


どうして一輝なの?


もうわけが分からない。


あの噂…本当だったらどうしよう。