「よしっ!!勝ちにいくぞ!!」 『はい!!!』 試合直前の皆の声は、期待できるものだった。 表情だって生き生きしてるし、一人一人とても輝いてる。 うちが先攻で始まった試合。 3年の先輩にとっては最後の大会。 カキーン!! 一輝がいつも通りのセンター前ヒットで、先頭バッターが塁に出た。 まさか こんな一方的な展開になるなんて…… 誰が予想した? 今、スコアボードには信じられない数字が並んでいる。