【長】野球ボール

「俺こそ、勉強ばっかで悪かったよな。ほんとにそれはごめん」


「……寂しかったけど、がんばってるゆうくんが大好きだった」


「俺のこと…本気で好きだった?」


「もちろん!!そこに嘘はないよ」


それだけは断言できる。

いろんな気持ちを教えてもらった。




「そっか…ありがと。叶夏といて楽しかった!!これからもいい関係でいようなっ」


大好きだったゆうくん。

笑顔で終われたのは、ゆうくんの優しさだよね。


ゆうくんを傷付けた以上、半端なことはしたくない…。

でもやっぱりもう遅いんだよね…。


”俺はもう叶夏を好きじゃない”


胸をえぐる言葉。


大好きな一輝は、今一番遠い存在。