【長】野球ボール

「おんぶされるのなんて久々」


「お前…トレーニングにならないぐらい軽いな」


「嘘!!重くてほんっとごめんっ」


「これぐらいで重いと思い込む女が信じられねぇ」


背中から感じる、一輝の笑顔。

それに少し安心する…。




「そういえばさ、あたしの荷物どうやって取ったの?更衣室に入ったの?」


「まさか。俺変態じゃねぇから。偶然更衣室の鍵の責任者の先生がいて、頼んだんだよ」


「あー、佐野っち?」


「そう、それ!!」


そんな話をしている内に、あっという間に自転車置き場についた。

今の時間じゃ、もうほとんど残ってない。