「かっちゃーん」
練習前にあたしは、ふざけて一輝をそう呼んだ。
「叶夏!?何その呼び方…」
すっごい嫌そうな顔の一輝。
「さっき教室にきた人誰?綺麗な人だねー。やっぱあの人が一輝の好きな人?」
「……何でそんなうれしそうなわけ?」
呆れ口調であたしに聞いてくる。
「謎が解決できたから♪あの人何年生?」
「……3年」
「一輝って年上が好きなんだ!?意外っ」
「違う!!あの人は関係ないから。はぁー…。もうほっとけよ」
嫌なため息をつきながら、めんどくさそうに答える一輝。
何よっ、感じ悪っ!!
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