【長】野球ボール

「ちょっと待ってキョンキョン!!今の…まじで!?」


「……ダメ?」


「いやいや、うっそー!!信じらんねぇ!!」


手をバタバタさせて、興奮状態のソウソウ。


「そんなに驚かなくても…」


ソウソウを宥めようとしたけど、また言葉を遮られてしまう。




「だって!!俺、絶対キョンキョンと一輝は両想いだって思ってた!!だってかなり仲いいだろ?」


「ん?それは…クラスが同じだからでしょ?」


「……ほんとにそれだけ?」


ジッと真ん丸な瞳に見付められる。


「決まってんじゃん!!一輝だって、あたしのこと何とも思ってないでしょっ」


「さあ?俺は聞いたことないからなー。でも、避けられてんだろ?他に理由なくね?」


ソウソウは言い切って、またバッティング練習を始めた。


まさかね、ありえないよ…。

何であたし、ドキッとしたんだろ。