【長】野球ボール

「皆の…バカー!!」


あたしは無我夢中で叫んでた。


驚いて見開いた選手全員の目が、あたしに向けられる。


「この雰囲気何!?もう負けちゃったの?こんな中、野球しても楽しくなーい!!」


誰一人ピクリとも動かない。


「5点差は絶対どうにもならないの!?いつもみたいに…あたしの大好きな…皆の野球を…やってよっ」




皆のバカ…。


今の皆なんか大嫌いっ!!


気付いて!!


あたしの想いを、言葉にしてとにかく叫んだ。


勝手に体が動いてた…。