【長】野球ボール





次の日の朝。


教室に入って早速、甲導一輝に話しかけられた。


「はよっ…昨日の返事は?」


「うん、いいよ。よろしく♪」


軽く聞かれたから、軽く答えただけなのに。




ガチャガチャガシャンッ


あたしが答えた瞬間、教室の机や椅子が倒れる音があちこちでした。


そして同時に聞こえてきた叫び声。


『キャーッ!!』


『えーっ!!』


教室にいる全ての人の視線が、あたしたちに向けられた。


な、何!?

怖い!!


あたしにはまだ意味が分からない。