執事の加藤さん。

すると、斜め上のほうから視線を感じる。
んっ?視線を感じる方って確か、イケメンの店員さんだよな。


チラッと見てみると、思いっきり目が合った。
えっ、何なの!?えっ、俺もしかして…狙われてる的な!?しかも何か目見開いてるし!!

「…る、」

「えっ」

聞こえず、思いっきり店員さんを見てしまう。


「加藤、だよな?」

「へっ!?お、俺の事知ってるんですか!?」

なぜ俺を知ってる?俺はこんなイケメン知らねェぞ!?


イケメンは苦笑いしながら「あー、そっか」と言って、頬を少し掻きながら言った。


「増村 奏(マスムラ カナデ)だよ。覚えてないかなぁ?」

ますむら、かなで…。
増村って…まさかと思うが、あの増村!?

俺は口をパクパクしながら、増村というイケメンを指差した。