執事の加藤さん。

「何ニヤニヤしてんだ、気持ち悪い」

「…」

すんません。調子乗りました。
お嬢様が俺に名前呼ばれたぐらいで、嬉しがるわけがないよな。

とりあえず、目から汗が出てきたよね。

少しショックを受けつつ、両手で顔を覆う。


そんな事をしていると、

「ご注文はお決まりですか?」

と、爽やかな、イケメンがオーダーを取りに来た。くそっ、眩しいぜ。


そう思っている間、お嬢様はスラスラと頼んでいく。
あれ?まだ決めてないのに俺のも勝手に頼まれちゃったよコレ。
ま、いっか。どれが美味しいのとか分かんないし。