執事の加藤さん。



誰かに見られたら、どうすんだよ。コイツとそんな関係だと勘違いされた日には…、俺もう生きてけない。

特にお嬢様に見られるのだけは避けたいトコだ。だって絶対に馬鹿にするし、爆笑して「何、お前ら出来てたのか?お似合いじゃん」とか言われそう…。
うん、絶対にヤダ!!!


「だーかーらー!!離せェ!!俺はお前に抱き締められたって、慰めにもなんねェんだよ!!」

「俺はなりますもん」

「知るかっ!!」




そんな言い合いをしていたから、後ろに誰か居るなんて気付かなくて、知った時にはもう遅かった。



ドサッ



後ろの方で何かが落ちた音がした。

ふと、立川の力が緩んだ隙を見て俺は少し立川から離れ、後ろを振り向いた。













って、嘘だろ…。