執事の加藤さん。



俺は改めて、お嬢様が自分に対しての対応が違う事をまた再確認した。
俺にだけ酷くね?嫌われてんのかな。この前もナイフ投げられたし。
いやいや、そんな事はないはずだ!!愛情表現だよねっ、きっと!…きっと。


あぁ。なんか考えたら考えたで、まじでヘコむから止めよ。


ふと、立川を見ると、立川は両手から顔を出していて、





「加藤さんカワイソー!!!」

と、憐れみの目で見てきた。
ちょ、やめて!!そんな目で俺を見るんじゃねえよ!!


「い、いや、べべべ、べ別に気にしてねぇし…」

目を潤まして、こっち見るんじゃねえよ!!泣けてくんだろがっ!!

すると、立川は俺の方へ近づいて来て、













「辛かったですね、加藤さん…」


と言って、俺を抱き締めた。