バスタオルを首にかけ、そろそろと彼の部屋に近づく。
彼の部屋のドアを2、3歩前にして今呼びかけてもいいのか…なんと呼びかければいいのか…と不安になる。
お風呂上がったよ、でいいよね。
呼びかける姿を脳内でシミュレーションし、1歩踏み出した。
なんて事ない普通のドアに威圧感を感じながらもノックをしようと腕を伸ばす、と。
中から話し声が聞こえる。
なんだろ…内容はあまり聞こえないけど…誰かが居るわけでは無さそう。
…電話、かな。
邪魔したら悪いよね。
そう自己解決し、バスタオルなど彼に渡す物を用意した。
