瀬山君が溜め息をつきながらスッと立ち上がる。 「別にそんな貧相な体見ても嬉しくないから、先入っていいよ」 主に胸、お尻辺りに視線を感じた。 「自分の部屋…って言っていいのか分からないけど…部屋に居るから、風呂上がったら呼んで」 今川がちゃんと慣れるまでは極力配慮はするから、とそれだけ言うと瀬山君は彼の部屋とする場所に歩いていった。 すっごい…落ち着いてる… 気になる言葉もあったけど。 あれだけ考えていた私が馬鹿だと思えるくらいには冷静かつ紳士な対応に驚いた。