声をかけられ前に目をやるとまた、男の人の顔があって…。 「やっ…」 逃げようとした…けれどがくりと沈む膝に、腰が抜けたんだと分かった。 「わ…っと、君本当に大丈夫?」 沈む私の体を咄嗟に支えてくれた彼。 その状態を表すと、彼の腕が腰に回され抱き寄せられているわけで… 「あ、あの…ごめ…なさっ…ち、近いです…!」 驚きと恐怖から目の前にある彼の胸をつい押し退けてしまった。