「えっ…あ、そういえばまだ名前も…」
彼と出会って1時間から2時間程経っているにも関わらずまだお互いの事を何も知らなかった。
…って、そんな人と一緒に住もうとするなんて危機感無さすぎだし。
相手によっては大分危なかったんじゃ…
今さらながら何も無くて良かったと安堵した。
「本当、自己紹介遅すぎだよな」
怖い怖い、なんて少しも怖くなさそうに笑ってから改まったようにふっと息をつく。
「じゃあ、まあ俺から。
初めまして、名前は瀬山 空哉(セヤマ クウヤ)
年齢は16の高2。
一緒に住む上で迷惑…は既にかけてるな…まあよろしくお願いします」
彼、改め瀬山空哉はぺこりと頭を下げて言った。
