訳あり二人暮らし



静かな部屋に彼の声が響く。


「まあ、なんか色々と…ごめんな」


申し訳なさそうに言うとまた私の頭をポンポンと撫でた。


とても、辛そうに見える…

何か言わなきゃ…何か…


「あ、あの…!本当にっ…」


"一緒に住まないんですか?"


そう言おうとした。


だけど違う。

そんな事を聞くよりも、言わなきゃいけない事がある。