訳あり二人暮らし




「やっ…は、なしてっ!…助けて…いやぁっ…!」


自分でも驚く程大きな声が出た。


震えながらも強く掴まれた腕を振りほどこうとする…と。


「あんた達何やってんの」

…また1人、男の声が増えた。


「は?誰だよ…邪魔すんの?」

「あーもしかして!ヒーローのつもりか何か?」


ギャハハと下品に笑う男達を見てかうぜえ…と聞こえた気がした。