訳あり二人暮らし



今となっては彼の言動に突っ込む気力もなかった。

何の抵抗もなく私の部屋へと入っていく彼に続き、まだ慣れないダンボールの積み重なった部屋に腰をおろした。


「で…あの、ここに私と一緒に住むって…何かの冗談ですよね?まさか犯罪とか…」

恐る恐る彼に問う。


「いや、別に冗談とか犯罪とか…そういうのでは無いから…」

まあ、こんなの普通怪しまれるしそう思われても仕方ないんだけど…そう言いながら苦笑している。


「や、でも…それじゃあ一体…?」


私としては、ただひたすら怖いのだ。