訳あり二人暮らし



お気に入りのサンダルに足を通して、私は思わず家を飛び出した。


軽くご飯も食べちゃったし…別に…いいよねっ

明後日から学校だし…
迷わないように道順の確認しとかなきゃ!


階段をかけ下りて、これからの私の新しい居場所を見上げた。


なんてことない普通のアパート。


それは、白塗りの壁や窓のデザインがとても可愛くて

私は一目で気に入った。


誰かに言うわけでもなく私は『行ってきます』と呟いた。