訳あり二人暮らし



ウキウキとした気持ちでドアを開ければお風呂上りの瀬山君と目が合い楽しそうだな、と声をかけられた。


「私、明日から高校生なの」

遠慮がちだがどこか無邪気な笑顔を浮かべそう言うと何故か瀬山君は少し驚いたようにパッと俯いた。

かと思えば彼はゆっくりと顔を上げ良かったな、と笑ってくれた。


うん、と頷きルンルンと軽い足取りで洗面所に向かう。

クラスどうなるんだろう、とか新しい友達できるかな、とか色々なことを思い浮かべ歯を磨く。

丁寧に磨き、さあ寝ようと今度はトタトタと部屋に向かいベッドにダイブ。

布団の中でアラームを合わし、頬を緩ませたまま目を瞑った。


まだ2日目だし緊張するけど瀬山君との生活に慣れつつある。

出だしは順調なんだから…明日からも、頑張ろう…。


そんな事を考え、私は眠りについた。