箸とできあがった物を机の上に並べてから瀬山君の部屋に向かう。
声をかける事に躊躇っている間に料理が冷めてしまってはいけない、と今回は悩むことなくノックをする。
「瀬山君…ご、ご飯できたよ」
…なんだ、悩まなくても結構話せるじゃん。
この2日間でこんなに進歩してるって凄いかも?
自身の成長ぶりに気分が上がっているとドアが開く。
目の前の瀬山君は机の上に目を向け
「あれ全部作ってくれたの?」
と少し驚き私に聞いた。
肯定を示す返事をすればありがとう、と私の頭にポンッと手を置き机に向かう。
…また頭触った。
何度かされている為特にリアクションは無いが…やはり悪い気はしなかった。
