訳あり二人暮らし



すごい…これだけでドッと疲れが…

ふーふーとバレない程度に深呼吸しながらありがとうとお礼を言う。

瀬山君もどういたしましてと返し、まーた何か面白い事を思い付いたかのような顔をする。


「これでパシリたい時にすぐ呼び出せるな?」

「そんなっ…呼び出せれても絶対行かないから…!」


フンッとそっぽを向けばどうだかね、と馬鹿にするような声が聞こえる。

そんな彼を睨めばスッと目を逸らされてしまう。


「っていうか学校では関わらないしいいもん…」

ムスッとしながら呟けば瀬山君も口を開く。


「当たり前だろ、同居の事は他の奴には内緒な」


おっとこれは好都合。

やっぱり瀬山君も内緒のつもりだったのかと安心した。