訳あり二人暮らし



「パスって…!報告するような関係にはならないよ!」

ないない、瀬山君とは何も無いしなる気にもならないから!


店内であるということを考慮しながらも大きな声で言うと、紗苗は首を傾げ話しだした。


「でも…確かに瀬山君の二つ目の印象は胡散臭い…感じ悪い人、って感じだったけどね」

言葉を区切り、パッと顔を上げる。


「瑠愛、震えてなかったでしょ?」

紗苗は嬉しそうに微笑み言葉を続けた。