「いやーでも少女漫画とかだと案外そういう2人がくっつくんだよ?」
笑いながらからかってやると紗苗は本当に嫌だというふうに顔を歪めた。
「ムリムリムリ…ああ、考えるだけで吐き気が…」
オエーッと吐く真似をしてから『…また睨んできそうだし、この事瀬山君には内緒ね』と小さく笑っていた。
「第一!私には、愛する彼氏がいますから」
ムフフっと嬉しそうに顔が緩んでいる。
…そう、紗苗には2年間付き合っている、にも関わらず未だにイチャイチャできるような彼氏さんがいるのだ。
「だから、瀬山君は瑠愛にパス!」
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