「御丁寧にどうも、こちらに住まわせていただくことになった瀬山 空哉です」
冷静にかつ、ニッコリと笑いながらの挨拶は他の人からしたらとても印象良く感じるのだろう。
しかし、ここで見ていると…。
とても良い挨拶とは言えない、どこか不気味な怖さを感じた。
紗苗と瀬山君の間にはピリピリとした空気が走っている。
これが所謂冷戦状態というものなのか…
とにかく、そこに私が入り込む隙は無いに等しかった。
「それじゃあ…単刀直入に聞きますけど、何故ここに住んでいるんですか?」
さ、紗苗ちゃんの圧がすごい…
そこまで突っ込んでいくともう尊敬に値するよ…
