訳あり二人暮らし



彼は私が頷くのをしっかり確認すると

「家まで送ってくよ」

なんて何処か機嫌良さげに言う。

そんな彼に釣られ、私はまたコクリと首を縦に降った。


すると抱き締めていた腕をほどき、私の隣に並び彼は言った。

「じゃあ道案内よろしく」


…道案内…ん…道、案内…?

そうだ…私今…まい、ご…なんだっけ…