訳あり二人暮らし



なんだか少し顔が熱くなり、もう一度へへへっ…とわざとらしく笑ってみる。


な、なんか言ってよ…ちょっと恥ずかしかったんだけど…!

反応の無い瀬山君と、少しの間が気になりそっと彼の顔を見てみた。


「えっと…せ、やま君…?」

少し見上げた先にある彼の顔は、少し赤い気がする。


「今は…あ、んまりこっち見んな」

私の視線に気が付いたかと思えば、言いながらふいっと目を逸らした。


そんな彼を見てなのか、私の胸が高鳴っていた。

理由は分からないけれど私も彼から目を逸らした。