ただでさえ意味が分からないのに、寝起きの頭で状況を把握出来るはずがない。 何がなんだか分からない、もはや思考停止している。 瀬山君はドアを開けてから少しも動かない私に笑いながら声をかけた。 「当てがあるって言っただろ」 …いやいやいやいや。 1日でテレビやなんやを用意出来る当てって… 大富豪か何か…? 彼の言葉に更に意味が分からなくなった私が一言。 「…ここって瀬山君の家でしたっけ…?」 …もう1度言おう。 私は寝起きである、と。