「私はてっきり、彼女かと……」 「んな訳ねーだろ… 俺の彼女は、お前だけだっつの」 「…………っ」 そう言われた瞬間 私の胸が一瞬、ドキッーと音を立てて 一気に全身を支配した 吉瀬君は当たり前の事を言っただけ だけど、吉瀬君がまさかそんな事を 普通に言う人だなんて思わなくて 正直、嬉しい 「悪ぃ莉子、先に俺の部屋行ってて 階段上がってすぐの、左の扉」 「うっ、うんっ…!」