「…ふっ、つーかいつまで
食べ物の話すんだよ、俺ら
食いしん坊かよ」
吉瀬君は、ほんの一瞬ニコッと笑った
思わず私はドキッとしてしまった
「ん、なに?俺の顔になんかついてる?」
「え!?いや、なんでもない…!」
初めて見た彼の笑った顔
笑ったというか、微笑んだ、に近い?
整った顔立ちに、綺麗な青い瞳
サラサラとなびく黒髪
たまにふんわりと香る、洗剤の匂い
間違って告白して
こうやって付き合う事になったけれど
吉瀬君のことを、もっと知りたい
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