バスの扉が閉まろうとしたその時 「……あ、ねー君」 なぜか蒔田君は バスの方へ戻ってきた 「……?私……?」 「さっきは俺の昔話に付き合ってくれて ありがとう。…楽しかった」 「私もすごく楽しかったです あのー…、名前聞いてもいいですか?」 「2年E組、蒔田千景」 「まっ、蒔田千景…君!?」 私がずっと一緒にいたのは あの学年一モテる男の子、蒔田千景君だった