暗い闇…

地獄のような世界…


その地には

ある少年がいた―。


鎖に繋がれた
可哀相な少年―。



彼は美しいものなど

見た事がなかった


いつも変わらぬ景色だけ




その少年は
”心”がなかった

何も感じない…

感情がない

笑ったこともない―…



そんな少年にも



笑いあえるという

言葉……

”仲間”−−。