私が男だったら、 絶対好きになってたな。 鈴香と沙耶が本を読みだしたので、 私は涼の病室へ向かった。 コンコン。 あれ......? ...........返事がない。 コンコン。 やっぱり、返事がない。 私は扉を勢いよく開けた。 「涼......?」