桜舞う季節に ー君が教えてくれたことー





大丈夫、大丈夫。


平常心で。


落ち着くんだ。



そう思ってるのに、

心のドキドキはやまない。


その時、屋上の扉が開いた。


入ってきたのは、


「……涼…」