でも、 鈴香の言う通りだと思った。 まだ、あの女の子が 涼と付き合っているなんて、 決まってないんだ。 多分、付き合ってるけど。 100%絶対付き合ってる っていうわけでもない。 ただの友達かもしれないし。 一回、 彼女らしき人が来たから…って 私は何を、落ち込んでるんだろう。 私はその帰り道、空を見上げた。 空は、きれいな青色だった。 目をつむれば浮かんでくる、 涼の笑顔。 決めたよ。 私………、