「涼………」 涼に買ってもらった 星のキーホルダーを握りしめて、 呟く。 私の声は、暗い部屋の中に 消えていった。 もう一度、涼に会いたい。 涼の笑顔が見たい。 涼と手を繋ぎたい。 あの温もりを……、感じたい。