涼、沙耶の退院を喜びながらも 心のどこかでは、 僕はまだかな……何て 考えてるんじゃないかな。 涼にも、幸せな生活を送ってほしい。 そう願っていたのに、 この先 涼に、大きな事件が 降りかかってくるなんて――――。