「紅茶でいいかな」
千花ちゃんはソファに座って
こっちを見ている
「はい、すみません」
カタン
ティーカップをテーブルに置いて
千花ちゃんの前に座った
「どうしたの?
恵介と何かあった?」
千花ちゃんは驚いた顔をして
「…聞いてないんですか?」
何のことかわからないあたしは頭を傾げた
「2~3日前に恵介にあったけど、何も言ってなかったよ?」
「そうですか…」
そう言って俯いてしまった
「…千花ちゃん?」
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