「いたっ。何?恵介、何でデコピン?」
「ばっかじゃねーの」
…え?
「お前は家族だろ。家族が揃ってクリスマスをやるのは当たり前の事じゃねーの?別に、面倒いとか思った事ねーし」
「そうだよ。俺は恵介みたいに毎日会えるわけじゃない。だから
こそ、今日が大事なんだよ。要は俺の妹なんだ、彼女より優先する。それはこの先も変わらないよ」
恵介…
大ちゃん…
「二人がそんな風に思ってくれてるなんて…。ありがとう」
「要ちゃん、苗字は違うけどおじさんとおばさんは要ちゃんの事をずっと本当の娘だと思って育ててきたんだ、だから『あたしなんか』なんて自分だけが違うって思わなくていいんだよ」
「…おじちゃん、おばちゃん」
みんなを見るとあったかい笑顔で
包んでくれてる
あたし、橘家の娘なんだね
「まぁ、特に恵介はイブに要と過ごせて嬉しいだろうよ」

