「かっなーめちゃーん」
ガチャっ
「きゃあ」
俺の視線の先には要じゃなく姉貴
「あ、お取り込み中とは知らずに…ご、ごめんね。手が空いたから晩ご飯何がいいか聞きに…」
「っっバカ姉貴ーーーーーっ」
手元にあった枕をドアに向かって
投げつけた
…ウソだろ
よりによってこんな時に…
あのヤロー、絶対許さねー
「せ、先輩?」
要が俺の肩に手を置いて呼びかける
けど俺は邪魔された怒りで気付かない
チュッ
やっと我に返った
「ごめん、怒りで我を忘れてた。てゆーか、俺より要のがショックだよな。あのヤロー本当に空気読めない奴でごめんな…」
「確かに見られたのはショックですけど、女の人ですし…」

