あたしの好きな人は…


「ん…」
 
キスだけじゃ物足りなくて
 
 
ブラウスのボタンに手をかける
 
 
…もっと触れたい
 
「…せ、んぱ…」
 
その声にハッとした
 
俺、また無理やり?
 
「悪い、つい…。嫌だったよな」
 
はぁ、一度ならず二度までも…
要の気持ちも聞かずに突っ走ってまった
 
好きって言われたくらいで舞い上がって…ガキかよ、俺は
 
そんな事を思いながら項垂れていると要の手が俺の両頬に触れた
 
「先輩、何か勘違いしてませんか?
あたしは嫌だなんてちっとも思ってないですよ。それよりも…嬉しくて…その…」
 
要の顔が赤くなった
 
…そうか
 
「あたし…初めて、なんで…その
 
「言わせてごめん」
 
キスで口を封じた
 
女の子にこんな事言わせるなんて
まだまだだなぁ
 
 
「努力するけど俺すげぇ嬉しいから気遣ってやれないかも…。でも、怖くなったら言えよ」