あたしの好きな人は…


自分の腕を見るとかなりの出血だ
要が騒ぐのも無理はない
 
そして泣きながら自分のハンカチで止血しようとしている
 
切られたのが俺で良かった…
もし要だったら相手がいくら女
だろうと容赦しない
…けど
 
「お前、それで要を切ろうとしたのか?」
 
「あ、、、」
 
胡桃は俺の形相にかなりビビってる
 
「だっ、だって…許せなかったのっ。そんな女に何でも持っていかれるのが」
 
「だからって…。お前が要を殴ったってだけでも許せねーのに、
もし傷一つでも付けてみろ、病院送りにしてやるからな」
 
 
 
「…アツ、変わったね…。昔は
女の子の事で熱くなるなんて事無かったのに…」
 
…しょーがないだろ
 
「…出会っちまったんだから」