あたしの好きな人は…


涙目になりながら俺に訴えかけるが何も響かない
 
「急じゃない、前から決めてた事だ」
 
「…そう。いいわ、今日は引いてあげるけど何が一番いいのかよく考えてね。アツにはあたしが必要なはずよ」
 
そう言って一人で出て行った
 
胡桃が出て行ったドアを見ながら少し唖然とした
 
 
別れ話までしたのに、これで
引き下がるなんて…
 
いや、『今日は…』
 
明日以降何かしら仕掛けてくるってことか
 
今日はそのために帰ったようなもの
 
アイツが素直に受け入れるとは思えないけど、とことん話すしかないな